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道路損壊や動物の死骸を発見したら、無料の道路緊急ダイヤルへ

投稿日:2018年8月3日 更新日:

もし、あなたがドライブ中に道路上で動物の死骸を発見したらどうしますか?

大回りで避けて通る。いたたまれないので自分で路肩に寄せる。
色々な方がいらっしゃると思います。

それでは、道路に穴が空いていたり、路肩が崩れていたとしたら?

もし、あなたが走行中に道路の欠損や破損、路上の死骸や危険な落下物を発見したら、迷わず安全な場所に車を止めて、国土交通省の提供する無料ダイヤル「道路緊急ダイヤル#9910」に連絡しましょう。

今回は道路の欠損や路上の動物の死骸などに対応してくれる「道路緊急ダイヤル(#9910)」をご紹介いたします。

 

「道路緊急ダイヤル(#9910)」とは

「道路緊急ダイヤル(#9910)」は国土交通省が提供する「道路上の異状の発見・通報」のための電話窓口です。

電話番号は局番なし、全国共通 「#9910」です。
年中無休24時間対応で電話料金も無料ですので、道路上の異常を発見したら、気兼ねなく連絡しましょう。

 

道路緊急ダイヤル(#9910)

 

 

どんなことに対応してくれる?

道路緊急ダイヤルは道路上の異状の発見・通報窓口ということで、交通に支障が出るような道路横の崖崩れや冠水、路肩崩落などはもちろん。アスファルトの大きな穴など走行に支障が出る道路欠損、危険な落下物や動物の死骸(轢死体など)の撤去にも対応してくれます。

動物の死骸については犬や猫だけでなく、野生のキツネやタヌキ、鹿やクマ、鳥類など種類は問いません。

通報による情報が入ると現場にスタッフが派遣され、緊急事態であれば交通規制を行って、道路交通情報(規制情報・渋滞情報等)などに反映されます。

反映された内容は「日本道路交通情報センター」で確認することが可能です。
全国共通 050-3369-6666(携帯電話からは#8011) (有料)

 

道路緊急ダイヤル「目的」

  • 道路利用者が幹線道路の異状等を発見した場合に、直接道路管理者に緊急通報できるようにするとともに、それを受けた道路管理者は迅速に道路の異状への対応を図ることによって、安全を確保します。
  • 緊急通報は、道路の穴ぼこ、路肩の崩壊などの道路損傷、落下物や路面の汚れなど道路の異状を対象とします。

出典:国土交通省公式HP

 

 

通報の際の注意点

通報の際には異状箇所(場所)を特定するために、「道路名」、「進行方向」、「キロポスト」、「周辺の施設」等を確認し、オペレーターに正確に伝えるようにしましょう。

例1:国道○○号線の○○から○○に向かう途中、○○の付近○○側。
例2:○○高速道路上り線、○○SAから○○キロほどの場所。

なお、都道府県等が管理する道路については夜間・土・日・祭日は早急に対応出来ない場合もあるようです。

また、交通事故や事件性のある情報は、警察(110番)に連絡するようにしましょう。

 

 

動物の死骸があったとき、これだけはしてはダメなこと

道路で動物の死骸を発見したとき、かわいそうに思って自分自身で死骸を道路脇に移動したりする方がいます。

道路に倒れている死骸が何度も轢かれてしまうのは悲しいですし、避けたい事態です。

しかし、次のような行動は2次的な被害を発生させたり、他人に大きな迷惑をかけることになりかねないので控えるようにしましょう。

高速道路上での駐車や歩行

一見すると勇気のある行動のように思えるかもしれませんが、本当に危険なので絶対にやめてください。

万が一にも事故が発生した場合、あなた自身だけでなく、周囲の人も不幸にするかもしれません。

もちろん危険性やマナーだけでなく道路法第48条でも、しっかり禁止されています。

亡くなった動物がかわいそうに思えたり、後続車の安全ために死骸を移動させたいと思われるかもしれません。

しかし、高速道路上に降りるのはぐっとこらえて、同乗者に電話連絡してもらうか、パーキングエリアやサービスエリアなど安全な場所まで移動し、「道路緊急ダイヤル(#9910)」に通報するようにしましょう。

 

死骸の私有地への移動

道路の真ん中に横たわる動物の死骸を、安全な路肩に移動させることは悪いことではありません。

衛生的には控えるべきですが、ご自身で持ち帰って埋葬や処分することも悪いことではありません。

しかし、道路付近の空き地など土地の所有者や管理者に無断で、死骸や落下物を移動させるのは絶対にやめてください。

「道路緊急ダイヤル」で国道交通省や都道府県が対応できるのは、あくまでも公道またはそれに付随する場所にある落下物や異状に対してのみとなっています。

私有地に移動されてしまうと、その時点で死骸やゴミの処理は土地の所有者(地権者・管理者)の管轄となってしまうため、国道交通省や都道府県では死骸の撤去ができなくなります。

この場合、土地の所有者(地権者・管理者)が自分自身(もしくは自腹)で撤去・埋葬を行うことになります。

あまり管理者が訪れることのない休耕田や山林などでは、そのまま死骸が腐敗し、悪臭が発生したり、衛生的にも好ましくない状態になることも考えられます。

また、その場所に隣接するエリアで生活している方も、私有地に勝手に入って処理することができませんので、色々と困ったことになるかもしれません。

あなたの所有している土地や隣接するエリアに動物の死骸やゴミが運ばれ、そのまま放置されていたとしたら?

そう考えると避けたい理由は理解できると思います。

路上の鹿

 

まとめ

「道路緊急ダイヤル(#9910)」について、いかがでしたか?

道路上で何か異状を発見した際、あなたがそれを連絡することで、道路で亡くなってしまった動物が何度も轢かれたり、同じ場所を通るであろう誰かが2次的な被害を受ける可能性はぐっと減ります。

また、誰も連絡しなかった場合、あなた自身が復路で同じ異状に遭遇することもあります。

皆が快適なカーライフを満喫できるよう、道路の異状や動物の死骸を発見したら、まずは自分自身が安全な場所に移動し、無料の「道路緊急ダイヤル(#9910)」に連絡すると覚えておきまましょう。

 

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