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2017年ホンダ・フィット、ビッグマイナーチェンジの進化がすごい!

投稿日:2017年7月27日 更新日:

もし、あなたが安いだけのコンパクトカーではなく、しっかりとした走りや質感のコンパクトカーを探しているなら、マイナーチェンジされた新型のフィットはいかがですか?

最近までの国産コンパクトカーは「安く購入できればOK」のような風潮があり、質感や走りで海外のコンパクトカーと互角に渡り合えるのは、2014年の秋に発売された「マツダ・デミオ」と「スズキ・スイフト」くらいでした。

しかし、2013年から販売されていた現行の3代目フィットが、2017年6月末のビッグマイナーチェンジで大きくレベルアップされました。
走りの安心感や安全装備、静粛性などがこれまでのフィットから格段に進化しています。

現在、コンパクトカー選びで迷っている方。
特に上質かつ荷物なども積みやすいコンパクトカーをお探しの方は、ぜひホンダディーラーで試乗してみる事をオススメします。

 

 

 

 

 

進化したポイント

これまで3ナンバーのセダンなどからBセグコンパクトカーにダウンサイジングを考えている方。
またはプレミアムコンパクトを探している方が選択する車種は海外メーカーの「フォルクスワーゲン・ポロ」と「ルノー・ルーテシア」あたりがメインでした。
次いで「プジョー・208」や「シトロエン・DS3」。
高級ブランド路線ではBMWの「ミニ」、「アウディ・A1」、「アルファロメオ・MiTo」となっていました。

2014年になって、フルモデルチェンジされたデミオが登場し、国産モデルもで海外勢に対抗できる車が出てきましたが、選択肢はまだ多くありません。

それだけ国産のBセグ(5ナンバークラス)のコンパクトカーは「ダウンサイジング」というよりも、安いことだけが売りで、「1サイズアップした軽自動車」のような作りで、内装や遮音性などのチープさがぬぐえないのが実情だったのです。

しかし今回、ビッグマイナーチェンジを受けることで、フィットがその一角に切り込無実力を備えたと感じることができました。

一般的にマイナーチェンジというと、デザイン部分や新装備の採用など細かい変更点が主となりますが、今回のフィットでは車両の根本的な部分にも手を入れています。

それでは、今回のマイナーチェンジで変更または追加された部分をピックアップしていきましょう。

 

エクステリア(外観)もマイナーチェンジでよりクールに

今回のマイナーチェンジが一目でわかるポイントですが、フロントバンパー付近のエクステリアの意匠が変更されました。

以前のモデルと比較すると、よりシャープに締まった印象を受けます。
少し男性向けのデザインになったと言っても良いほどです。

 

Fit(2017.7〜)

ホンダ フィット(HYBRID・F Honda SENSING) 画像出典:http://www.honda.co.jp/Fit/

上の写真が今回マイナーチェンジを受けたフィットのエクステリアです。

 

Fit(〜2017.6)

(〜2017年6月モデル)

こちらがマイナーチェンジ前のフロントデザイン。
モデルチェンジ前に比べて、フロントバンパー開口部のデザインが一新され、先にフルモデルチェンジでフィットブランドから独立した「シャトル」に近い意匠を感じます。

シャトルのコンセプトには「リゾートにも乗っていける」という文言があったので、今回のフィットもそれに近いイメージですね。

 

 

Fit(2017.7〜)

HYBRID・S Honda SENSING

スポーティーなモデル「S」、「RS」ではバンパーがよりアグレッシブなデザインになります。

ハイブリッドモデルは「HYBRID・S」。
ガソリンエンジンモデルは1.3Lエンジンの「13G・S Honda SENSING」。
1.5Lエンジン搭載で、6MTも選択可能な「RS・Honda SENSING」が該当します。

 

インテリアも質感がアップして大人の印象に

これまでのフィットはメタリックブルー系のインテリアが採用されており、近未来的なデザインで、どちらかというと若者向けでした。

今回はオプションを含めてブラック系やスエードなど、シックで落ち着いたカラーも選択できるようになり、ぐっと高級感を感じられる仕様になりました。

 

 

もちろん、以前から好評だった使いやすいシートアレンジや広い荷室は継続されています。

このクラスで長尺物の積載や足を伸ばしての仮眠(車中泊)に対応できるのは、フィットの大きなメリットと言えます。

 

 

 

強化されたモノコックボディで剛性アップ

全グレード共通で進化したポイントとしては、単なるマイナーチェンジにとどまらず、モノコックボディの剛性そのものを強化したことです。
スポーツカーではない車種で、ましてやコンパクトカーでボディ剛性などというと、普通に走っているときに影響がないと思われるかもしれません。

しかし、これにより車の骨組みという根本的な部分が強化され、車体全体の「安定感や反応性が向上」します。
また、路面の凹凸を超えた際の車内の軋みなども軽減されてきます。

カタログの数値上では分かりにくい部分ではあるのですが、実際にモデルチェンジ前の車両と乗り比べたりすると分かるはずです。
特に市街地を出てのドライブ。例えばワインディングロードや高速道路を巡行したりしていると、気がつかないうちに蓄積するドライバーの疲労がかなり軽減されることでしょう。

 

 

エンジンと変速機の熟成

フィットのエンジンは「1.3Lガソリンエンジン」「1.5Lガソリンエンジン」「1.5Lハイブリッドえんじん」と3種類のエンジンが展開されています。

今回は1.3Lからハイブリッドまで、全グレードでエンジン性能がリファインされました。
共通の変更点は冷却性能をアップ、ブロックの軽量化、駆動部のフリクション(抵抗)軽減などです。

ハイブリッドモデルには新型の排気バルブの採用や、インテークマニホールドの形状変更で、よりエネルギーの効率を高めています。

 

変速機については、昨年からフリードに搭載された7速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)をギヤ比を変更して搭載。
DCTの苦手とする発進時などクラッチの断継の際、電動制御を行うことで、極低速域の扱いやすさやスムーズな変速が実現されています。

 

 

静粛性の向上

一般的なコンパクトカーではおざなりにされている「静粛性」。
ひどい車種では軽自動車と大きく変わらないモデルもあるのですが、今回のフィットでは1ランク上の静粛性を手に入れています。

具体的にはフロアに貼られている防音、防振材(メルシート)の厚みが1.5倍にアップされました。
また上級グレードのRS、1.5XL、ハイブリッドSでは、ダッシュボードインシュレーターの目付量も増量。

さらにハイブリッドSに置いては吸音材の最適化、遮音ガラスの採用、フロントコーナーガラスの板厚アップ、フロアアンダーカバーの材質変更、エンジンマウント防振性能の向上など、大幅な変更を受けています。

これのアップグレードにより、ハイブリッドSは2Lクラスのセダンと比べても遜色ない静粛性を備えることに成功しました。

2017年7月現在で販売されているコンパクトカーのうち、走行中の静粛性レベルで対抗できるのはマツダのデミオくらいだと思われます。

「L」でも安価なコンパクトカーより静粛性はありますが、上位クラスの車種からダウンサイジングを考えているユーザーには「ハイブリッドS」の選択をオススメします。

 

安全運転支援システム「Honda SENSING」を新たに採用

今回のマイナーチェンジでライバルに対して差をつけたといえるのは、上位モデルに先進安全装備「ホンダセンシング」が採用されたことです。

歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキに代表されるプリクラッシュセーフティ性能に加え、ACC(追従クルーズコントロール)やLKAS(車線維持支援システム)といった長距離ドライブなどの際に役立つドライビングアシスト機能が追加されました。

これらの装備により、これまでのフィットに比べ、長距離ドライブでの疲労軽減の効果もあり、近距離移動が主体だったフィットにツアラーとしての要素が付加されたといえるかもしれません。

 

 

燃費も変わらず良好

気になる燃費についても、ライバルに匹敵する燃費性能を持っています。

ただし、フィットの燃費についてはグレードによって数値が細かく異なるようです。

広告に記載されている燃費「37.2km/l( JC08モード)」については、ハイブリッドのベースグレード(一番下のグレード)のみとなっており、今回のモデルチェンジで大幅に静音性がアップしたHYBRID・Sなどは31.8km/lとなります。

なお、実燃費は使用される条件によって大きく変わることはありますが、ハイブリッドモデルで20km/Lを少し超えるくらいと見ていれば、購入後にがっかりすることはないでしょう。

 

グレード 燃費( JC08モード)
HYBRID 37.2km/l
HYBRID・F 34.0km/l
HYBRID・L 34.0km/l
HYBRID・S 31.8km/l
13G・F 24.6km/l
13G・F/5MT 21.8km/l
13G・L 24.6km/l
13G・S 24.2km/l
15XL 22.2km/l
RS 21.0km/l
RS/6MT 19.2km/l

 

フィット話題のCM

新たなキャッチフレーズは「DON'T STAY.」。
CMのイメージキャラクターには綾野剛、二階堂ふみが起用されています。

2017年夏の新型フィットのCMソングはMIYAVIの「Fire Bird」です。

かなりクール路線を狙ってきているようですね。

 

 

モデルチェンジ後のフィットの価格は?

ハイブリッド車 1.5L+ハイブリッドモデル

グレード 車両価格(税込)
 HYBRID  1,699,920円〜
 HYBRID・F  1,815,480円〜
 HYBRID・L  2,079,000円〜
 HYBRID・S  2,205,360円〜

 

ガソリン車 1.3Lガソリンエンジン

グレード 車両価格(税込)
13G・F 1,428,840円〜
13G・L 1,653,480円〜
13G・S 1,790,640円〜

 

ガソリン車 1.5Lガソリンエンジン

グレード 車両価格(税込)
15XL 1,853,280円〜
RS 2,050,920円〜

 

モデルによってかなり価格差があります。

以前からの安いコンパクトカーをお探しの方は「13G・F」。
上のクラスからのダウンサイジングを検討している方は「 HYBRID・S」がオススメ。
スポーツモデルをお探しの方は「S」でも良いのですが、6MTも選択でき、シートなどのも変更される「RS」が良いでしょう。

 

 

 

少し気になる部分

7速DCT搭載のハイブリッドの制御の熟成により、非常にショックの少なく自然な変速を実現した新型フィット。

しかし、発進時と中間加速時に少し感覚のズレを感じさせられる部分があるように感じます。

昔のターボ車ほどではないのですが、加速時にタイムラグというか1テンポ遅れて加速が始まるので、
ホンダNAエンジンのよく回るフィールが好みの方は、少し気になるかもしれません。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回のモデルチェンジで大幅に熟成されたフィット。

コンパクトカーでも静粛性や積載性を両立させたい「こだわり派」の方、上のクラスからの「ダウンサイザー」にもオススメできる車に仕上がっています。

さらにフィットにはBセグのコンパクトカーの中で、「最も広い荷室」を持つと言うメリットもあります。

これまで上質なコンパクトカーを探している方には、マツダ・デミオのクリーンディーゼルも質感・機能ともに国産コンパクトの中でトップクラスの優れた車でオススメでした。

しかし、デザインとドライバーを最優先した作りのため、フィットほどの荷室の確保が難しいこと。
クリーンディーゼルは買い物・通勤専用などの短距離に特化した使い方では、燃費悪化やDPF再生の問題など、デメリットも多くあります。
短距離がメインになる方にはやはりフィットのハイブリッドがより安心で、選択しやすい車種となるでしょう。

現在、上質なコンパクトカーを探している方は、まず「フィット」「デミオ」「スイフト」「アクア」「ノート」に試乗し、それぞれの特徴を比較みてください。

どの車種も一長一短はありますが、総合的に今回のモデルチェンジを受けたフィットは、1、2を争う優れたのモデルだと感じるはずです。

また、試乗の際には「各ディーラーで、しっかり見積もりを取っておく」と、値引き交渉の時に有効です。

あとは現在の愛車の査定を少しでも高くできるように工夫して、お得に愛車を手に入れましょう。

それでは、あなたが最高の愛車と出会えることを願っています。

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