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街乗り・アウトドア?ハスラーを遊びつくすなら4WDがオススメ!

投稿日:2018年2月9日 更新日:

年に数回でも本格的にアウトドアでのアクティビティを楽しめる車が欲しい。
でも、維持費や燃費はリーズナブルに抑えたい。

そんな贅沢なあなたにオススメのSUVが、スズキの軽SUVハスラーです。

最近はアウトドアのアクティビティを楽しめる車が欲しいと思っても、ほとんどのSUVは一部を除いてオシャレ路線で高級モデルが多くなっています。

ハリアーやCX-5でキャンプ場や田舎の林道に入ってみようと思っても、雑草の枝でボディーに傷がついたりすることを考えると、どうしても躊躇してしまいますよね。

その点、スズキのハスラーなら、「4WDの走行性能」も悪くなく、「低燃費」で「価格も安い」と、3拍子揃っているので、本当に気兼ねなく遊べるSUVになっています。

もちろん、街乗り主体でオシャレな軽SUVが欲しいあなたにも、たくさんのカスタマイズで対応しますよ。

今回はももいろクローバーZのCMでおなじみの「遊べる軽 ハスラー」について、いろいろな「遊び方」「楽しみ方」を踏まえて紹介していこうと思います。

 

 

 

「スズキ ハスラー」ってどんな車?

スズキ ハスラー 画像出典:http://www.suzuki.co.jp/car/

2009年にセダンタイプの軽に大径タイヤを履き、地上高を高くした、クロスオーバー車である「Kei」が2009年に生産を終了。

「Kei」は生産終了を惜しむ声も多く、ジムニーほど本格的なオフロード車ではない「ライトなオフロード対応車」としての受け皿としての要望を受け、アウトドアやスポーツといったレジャーを好むユーザー、あるいは「わだちや雪道といった起伏のある路面を走行する」機会が多いユーザーを想定した、「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトに開発された軽SUVとして、2014年に発売されました。

そのポップなデザインと優れたパッケージングで、買い物や通勤など街乗りを中心とした女性を始め、登山や釣り、ウインタースポーツを好むユーザー、降雪の多い雪国の手軽な足として、幅広く受け入れられて大ヒットとなりました。

2014年の登場からすでに3年となりましたが、2017年の軽自動車の販売台数でも上位10位にランクインしています。

実用的な軽としてはもちろん、SUV(スポーツ用多目的車)としてもちゃんと多目的に使えるところが人気の秘密です。

なお、「ハスラー」は「フレア クロスオーバー」という名称で、マツダからもOEM販売されています。

 

ハスラーのスタイル

スズキ ハスラー 画像出典:http://www.suzuki.co.jp/car/

ハスラーは5代目のワゴンRと共通のプラットフォームを使用しており、ジムニーほどシャシーの強度・剛性はありませんが、逆にゆとりのある室内高と軽ワゴン車と同等の室内空間や楽なドライビングポジションが確保されています。

ワゴンRの快適性にSUVの視界や走行性能を加えた車と考えても良いでしょう。
Sエネチャージを装備して、SUVタイプの車でありながら低燃費であるという点も魅力です。

便利なシートアレンジによる車内のフルフラット化も可能ですので、商業バンベースのエブリーや室内スペース優先のウェイクなどには劣りますが、少し工夫することで車内に荷物を積んだまま、車中泊や仮眠を取ることもできます。

 

ハスラーの走りは?

走りの面でも軽自動車としては大きめの15インチホイールを装備、サスペンションストロークの変更を行い4WDグレードでリアデフ下の175 mm(FFは180mm)の地上高を確保しています。

少しマニアックな話になってしまいますが、フロントのアプローチアングルを28°、デパーチャーアングルを46°とすることで、多少起伏のある未舗装路や雪国のアプローチなどでもパンパーが接地することなく、しっかり乗り越えることができます。

ワゴンRから車高が上がっていることもあって、「腰高感があってフワフワするのでは?」と懸念されている方も多いのですが、ハスラーではフロントスタビライザーを全車に採用し、ショックアブソーバーの減衰力を専用にチューニングしたことによって、ベースのワゴンR以上に走行路に安定感があり、同価格帯の軽自動車としては1クラス上の車両のような剛性感や快適性を発揮しています。

最小回転半径は4.6 mとしており小回り性にも優れており、街乗り中心のユーザーや山間部の狭路でももてあますことがありません。

2015年の12月に「S-エネチャージ」を採用し、SUVでありながらハイブリッド車に負けない低燃費を実現。
街・郊外・未舗装路、どこを走っても過不足ない性能を発揮する万能モデルとして進化しています。

本格的なクロスカントリー車ではありませんが、その車高と優れた4WDシステムでフラットなダートや多少の悪路であれば走破することができます。

普段はマツダのベリーサに乗っている筆者の母が、車検時の代車としてOEM車のフレアクロスオーバーのショップデモ車を借りていたのですが、発進加速や静粛性も一昔前の軽自動車を超えていて驚いていました。

価格的に総支払額150万円前後の予算なら、ミライースにいろいろオプションをつけて買うより、10万円程度追加してハスラーを選択した方が満足できる選択になると思います。

 

スズキ ハスラー 主要スペック

全長x全幅x全高 3395×1475×1665mm
ホイールベース 2425mm
トレッド幅 フロント/リア共通 1290mm
最小半径 4.6m
定員 4名
重量 790kg *1
エンジン R06A
直列3気筒DOHC12バルブVVT
総排気量 658cc
最高出力 38kW(52ps)/6500回転
最大トルク 63.0Nm(6.4kg.m)/4000回転
燃費 30.4km/L(実燃費 約20km/L)
燃料供給装置 電子燃料噴射式
駆動方式  フルタイム4WD
トランスミッション CVT
燃料 無鉛レギュラーガソリン
タンク容量 27L
モーター形式 WA04A
モーター種類 直流同期電動機
モーター最大出力 16kW(2.2ps)/1000回転
モーター最大トルク 40Nm(4.1kg.m)/100回転
バッテリー リチウムイオンバッテリー
トランスミッション インパネシフトCVT
ブレーキ フロント/リア ディスク/ドラム
サスペンションフロント/リア ストラット式/I.T.L式コイルスプリング
純正タイヤサイズ 165/60R15 77H
参考価格(4WD仕様):約130万円〜

 

ハスラーの安全装備

ワゴンRやスペーシアではオプション設定となっている衝突被害軽減ブレーキと誤発進抑制機能(「G」「X」及びターボ車に標準装備)、レーダーブレーキサポート(上位モデルではデュアルカメラ)。

最上位の「X」と「Xターボ」には、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能の3点も標準装備です。

「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備した「X」・「Xターボ」及び特別仕様車「J STYLE II」・「J STYLE IIターボ」の全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車において、2016年度JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて、71点満点中66.8点を獲得し、最高ランクの評価である「ASV++(ダブルプラス)」を獲得しています。

メーカーオプションではカーナビ連動の全方位モニターも装備可能で、まさに至れり尽くせりの1台と言えます。

 

ハスラーの名前の由来は?

ハスラー(Hustler)の語源はおそらく、ギャンブラー(博徒)やギャング、ビリヤードプレイヤーなどの意味を持った名称です。
ちょっとワルっぽいイメージですね。

ハスラーの名前がついたのは、過去にスズキが生産していた2ストロークオフロードバイクTS(1969年-1981年)が最初です。
そのハスラーというオートバイの「ラフロードを軽やかに走る、活き活きと走る」そういったイメージから、同社デザイン部門からの提案と社内公募により、今回のSUVの名称に再び「ハスラー」の名が採用されました。

ちなみに同社のプチバン「ソリオ バンディット」の「バンディット」も、同社のバイクGSFの愛称で「山賊」や「無頼漢」を指す言葉だったりします。スズキはワルっぽいネーミングが好きなのかもしれませんね。

 

ハスラーの良いところと悪いところ

ハスラーの良いところ

  • ワゴンR譲りの室内の広さと快適性を持った軽SUV。
  • 視界が良好。
  • 車内の収納も多く使い易い。
  • カラーバリエーションも豊富でいろいろ選べる。
  • 軽自動車で小回りが利くので、狭い道でも安心して入ることができる。
  • ジムニーに比べて直進安定性や静粛性に優れているため、長距離の巡行も楽。
  • フルフラットのシートアレンジが可能で、多少狭いながらも車中泊に対応できる。
  • SUVなのにとても燃費が良い

 

ハスラーの悪いところ

  • ジムニーのような本格オフロードには対応しない(カスタマイズである程度は対応可能)。
  • 人気車種なので、同じ車をたくさん見かける。
  • 珍しいタイヤサイズなので、スタッドレスタイヤの選択肢が少なく割高になる(対策としてはインチダウンすれば安くなります)。

 

 

 

みんなにお勧めハスラーのライトな遊び方

ハスラーはアイポイントも高く非常に運転しやすいこともあって、普通に通勤や奥様の買い物、子供の送り迎えに使う方も多い車です。

しかし、ドライブを楽しんだり、荷物を積んでキャンプやスキーに行くだけであればどんな車でもできるものです。

そこで今回は、「ハスラーならではの楽しみ方」をまとめてみました。

スズキの公式サイトでもファンサイトが設置されており、いろいろな使い方のユーザーを紹介しています。

 

 

ドレスアップカスタムを楽しむ

まずはFFの2WDモデルでも十分に楽しめるハスラーの楽しみ方です。

ハスラーに限らず、車好きな方なら、「愛車を自分だけの使用に変えたり」、「使いやすいように改造したい」と思うのではないでしょうか。

ハスラーは軽自動車の中でも人気の車種なので、アフターパーツも非常に豊富。
シティーユースからアウトドアまで、あなた好みの車にアレンジして、カーライフを満喫できることができます。

それでは、カスタマイズされたハスラーをほんの少しだけ紹介します。

 

ハスラー・エヌ・ファクトリー

画像出典:エヌ・ファクトリー

こちらはドレスアップカー用のパーツを企画販売している、岡山県のエヌ・ファクトリーさんが手がけるエアロパーツ「FEEL OVER HUSTLER Series(フィール・オーバー・ハスラー シリーズ)」ハスラー MR31S(ローダウン)です。

ジムニーのようなクロスカントリーSUVであれば、リフトアップした背の高いスタイルが印象的ですが、こちらはシティユースでも映えるローダウンスタイルです。

ハスラーのポップさを残しながら、ワゴンRのエアロダウンカスタムのように低いスタイルがカッコイイですね。

エヌ・ファクトリーさんはスズキの代理店でもあるので、新車でコンプリートカスタムを販売することもできるようです。

 

 

エイトデザイン(ハスラー)

画像出典:エイトデザイン

こちらは愛知県のエイトデザインさんのドレスアップ。SUVのドレスアップパーツで人気のブランドです。

スポーティーなスポイラーなどがしっかり装備されていますが、素材のイメージを大きく変化させることなく、ヘッドライトのブラックアウトなど小技が効いたオシャレなカスタムハスラーです。

 

リアバンパー下にもハーフスポイラーを装備してSUVらしさを残しながらも、隙のないアーバンテイストのカスタムが光ります。

 

エムズスピード(ハスラー)

画像出典:エムズスピード

最後はちょっとやんちゃなフルエアロのハスラーです。
こちらは大阪のM’z SPEEDのM'z SPEED EXCLUSIVE ZEUS Body Kitを装備したハスラー。

前後のフルバンパー交換タイプのエアロですので、雰囲気もぐっと迫力を増しています。
リアもスポーツカーのようなセンター2本出しマフラーがカスタム好きの心をくすぐりますね。

 

※車のカスタマイズは楽しいですが、装備するアイテムや取り付け方法によっては改造申請が必要になったり、不正改造となり違法改造車両になることもあります。改造を行う際にはしっかりと内容を確認し、合法の範囲内で楽しみましょう。

カスタムを考えている方は、こういった最新のカスタム情報も要チェックしておきたいですね。
実際のオーナーが行っているカスタム情報は車専用SNSの「CARTUNE(カーチューン)」や「みんカラ」をチェックするのがオススメです。

 

車中泊旅行を楽しむ

ハスラーのシートアレンジは全てのシートを格納して、全面をフラット化する機能を持っています。

この機能を活用することで、スノーボードやスキーなどを車内に積載した状態でも、1名であれば車内で足を伸ばして寝ることができるスペースを確保することができます。

更にオプションのルーフキャリアなどで荷物を車外に積むなど、少し工夫することで2名までなら車内で休むことも可能になります。

 

助手席とリヤシートの背もたれを倒せば荷室までほぼフラットに。長い荷物も収納できます。

スズキ ハスラー 画像出典:http://www.suzuki.co.jp/car/

 

 

ハスラーの純正オプションにはアウトドア用のオプションが設定されており、あとは寝袋や毛布を準備するだけで、車を購入してすぐに車中泊も可能です。

注:シートリフターはグレードAを除くCVT車に装備されています。グレードA、GのMTついてはシートリフターが標準装備されていないため、運転席側の面をフルフラット化することができないので、2名用の車中泊旅行用の車として、ハスラーを購入される場合はご注意ください。

 

スズキ ハスラー 画像出典:http://www.suzuki.co.jp/car/

メーカーオプションを装備することで、上の写真のような使い方ができます。

マットは写真右のような「ベッドクッションマット」というオプションがありますが、約40,000円と車中泊マットとしては、かなり高価な部類なので、多少サイズが異なりますが社外マットを使って、節約&寝心地アップを狙う方法がオススメです。

市販マットは空気を入れて使う「ふわふわした寝心地のエアマット」か、スポンジのようにある程度硬さがある「ウレタンマット」が中心です。

キャンプや登山になれた方なら、数千円で購入できるキャンプ用のマットを使う方法もあります。

なお、車中泊ではマットが悪いと睡眠の質が下がってしまうので、翌日に眠気が残り旅の質が下がったり、運転中に眠くなったりすることがあります。
できることなら、上記の両方の良いところを集めたインフレータブルタイプのマットで、シートの凸凹を解消できる肉厚タイプを選びましょう。

私のオススメは「車中泊専門店オンリースタイル」のマットです。
価格も24,800円(税別)からで純正オプションよりも安く購入できます。

さらにこだわるのであれば、下の島田商事さんの動画のように、専用のカスタマイズを行ってくれるショップもあります。
用途に応じて色々なカスタマイズを楽しめるのは、人気のあるハスラーの強みですね。

島田商事(株)

 

 

本気でアクティブに楽しむなら4WDを選ぼう

ハスラーで本格的にアクティビティを楽しむなら、4WDがオススメです。

ハスラーはあくまでオフロード向けにアレンジしたトールワゴンベースのクロスオーバーなので、ジムニーのような急勾配やえぐれた斜面を押し進むクロスカントリーには向いていません。

とはいえ、普通の軽自動車に比べて車高も高く、4WD用のグリップコントロールなどがあるため、キャンプ場のダートやぬかるみ程度なら、どんどん進める走行性能を持っています。

ウインタースポーツなどでも、下記の2つの機能がしっかりと運転をサポートしてくれます。

 

雪道の下り坂も安心の「ヒルディセントコントロール」

「ヒルディセントコントロール」は下り坂を走行する際、ドライバーがブレーキ操作なしでも一定速度(約7km/h)で降坂できるよう車がサポートしてくれるシステムです。

坂道を下る際にドライバーはステアリングの操作のみに集中することができ、圧雪・凍結路面の下り坂を走行する際などに非常に便利です。

この機能はハスラーの「Aグレード」を除く、4WDのCVT車に採用されています。

 

 

雪道などの発進をサポートするグリップコントロール

「グリップコントロール」は雪道やぬかるみなどの滑りやすい路面で、片輪が空転した場合、駆動力が空転している車輪に逃げて発進できなくなることを防ぐ機能です。

グリップコントロールスイッチをONにすると、スリップが発生した車輪のブレーキ制御を早め、グリップ側の車輪に駆動力を集中させることで発進をサポートします。

雪道では圧雪アイスバーンなどで、路面に凹凸がある場合などに活躍します。

この機能はハスラーの「Aグレード」を除く、4WDのCVT車に採用されています。

 

雑誌4x4magazineなどの記事によると、ライバルのキャストアプティバでも同等の走行性能を持ちますが、オフロードでのトラクションコントロールの効きについてはハスラーに一家言ある模様です。

さすがにオススメはしませんが、こちらの動画ではノーマルで林道を楽しんでいるようです。

これだけダートを走れるなら、一般的なキャンプ場などのダートやスキー場のアプローチなら、余裕で突破できそうですね。

 

 

雪道
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さらなる悪路走行を求めるなら

さらなる悪路走行を目指すなら、「リフトアップ」とよばれる車高を上げるカスタムもあります。

「リフトアップ」とはランクルやジムニーでクロスカントリーを行うユーザーが好むカスタマイズです。
車の車高をアップすることで、多少の荒れた路面や深い轍でも、車体が接地して破損したり、動けない状態になることを防ぎ、安心して悪路を走ることができるようになります。

※リフトアップはその方法と量よって、車検に対応できなくなることもあるので、行う際には必ずショップに相談して合法的に行うことが大切です。

エヌズステージ

こちらの動画のエヌズステージさんが展開している「エヌズリミテッド」のリフトアップハスラーがその1例です。

 

ハスラーの燃費は?

ハスラーには廉価グレードのAを覗いて、独自のハイブリッドシステム「S-エネチャージ」が搭載されています。

モーター出力は小さく、あくまで発進・加速時のパワー&トルクを補うというもので、本格的なハイブリッドカーやEVのようにモーターだけで走ることはできません。

しかし、車が燃料を最も消費するタイミングが、静止している車を発進させる瞬間です。
ここで小さいながらもモーターがアシストすることで、車体の重量増を最低限に抑えながら燃費の改善を図ることができるようになっています。

 

ハスラーカタログ燃費 「JC08モード」

2WD(MT) 2WDターボ 4WD(MT) 4WDターボ
グレードA 26.6(24.8) 25.6(24.2)
グレードG 32.0 (26.4) 27.8 30.4(25.6) 26.2
グレード X ※ 32.0 27.8 30.4 26.2

※特別仕様車のJスタイル・FリミテッドはXに準ずる

ハスラーのカタログ燃費JC08モード値を比較すると、廉価グレードのAを除けば32.0km/Lとハイブリッドカー並みの燃費が目に付きます。

4WDターボでも26.2km/Lと少し燃費が若干するものの優れた数値になっています。

 

ハスラーの実燃費

2WD(MT) 2WDターボ 4WD(MT) 4WDターボ
グレードA 18.5(21.1) データなし(21.0)
グレードG 17.7〜20.4 18.3 17.4(18.1) 15.9
グレード X ※ 19.1 17.6 15.3 16.1

※特別仕様車のJスタイル・FリミテッドはXに準ずる

ハスラーは走行条件によりますが、実燃費でも悪くない数値を発揮してくれるようです。

上の表は平均値ですので、都市部のエアコン使用で通勤のみというユーザーの数値も混じっています。
個人のブログなどもリサーチを行ってみたところ、「燃費が平均して20km/L前後。条件が良ければ25km/Lに届くこともある(Jスタイル2WD)」という方もいらっしゃるので、実用的なガソリンSUVモデルとしては十分低燃費といえる数値でしょう。

また、嬉しいポイントとして4WDモデルでも、大きく燃費が悪化していない部分です。
これにより、冬場に雪の多いエリアで使用される方も、安心して購入することができますね。

 

 

ハスラーの価格

ハスラーの価格は軽トールワゴンの定番、ワゴンRにプラス10万円といった価格設定。

トヨタ製ハイブリッドコンパクトカーのアクア・クロスオーバーのように、外装だけSUV化したルック車ではなく、スタビライザーの追加などSUVとしての走行性能も考えて作られているため、価格差に対するコストパフォーマンスが高い印象です。

上級モデルのXターボ4WDは167万円と、少し高い設定に感じるかもしれませんが、最近の軽自動車で豪華な装備のグレードは2WDであっても150万に迫るモデルが珍しくない為、充実した安全装備と走行性能を考えると、思ったよりも安く設定されているように思えます。

 

ハスラー 「価格表」

2WD 2WDターボ 4WD 4WDターボ
グレードA 1,100,520円〜 1,221,480円〜
グレードG 1,273,320円〜 1,359,720円〜 1,399,680円〜 1,486,080円〜
グレード X 1,461,240円〜 1,547,640円〜 1,587,600円〜 1,674,000円〜

上記の他に特別仕様車「Jスタイル3(1,584,360円〜)」と「Fリミテッド(1,431,000円〜)」があります。

価格は2018年2月現在の車両税込価格です。
価格はCVTモデルで記載しています。MTは若干安くなります。
MT設定のないグレードもあります。

 

 

 

ハスラーのライバルは

登場当時はこれといってライバル不在だったハスラーですが、1年後の2015年に登場したダイハツ「キャストアクティバ」が機能的にも同等の内容で、価格も4WD仕様で約135万円〜とがっちり競合するライバルとなっています。

個人的には目的地までの走りを楽しむならキャストアクティバ、車そのものも含めてアクティビティを楽しむならハスラーというイメージです。

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まとめ

老若男女問わずに人気の「ハスラー」。

アクティビティも十分に楽しむことができ、それでいて燃費も良いので、気軽に色々なところに出かけていけるという良さを持っています。

また、4WDモデルも燃費の悪化が少なく、価格差も10万円程度です。
やや高価に思えますが、他社の軽自動車4WDも同じくらいの設定です。

例:ダイハツのタントも安全装備付きの上級グレード「Xターボ “SA Ⅲ”4WDは約162万円〜」。
キャストアクティバの上級グレード「Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”は約170万円〜」。

そういった意味でも、ハスラーは現在新車販売されている実用的な全てのSUVの中で、最も安く手に入れることができる、カスタマイズの幅も多様なモデルと言えます。

本当に広義の意味で気軽に楽しむ尽くすことができる、コストパフォーマンスの良いSUVですね。

 

ちなみに私のおすすめのグレードは、価格と装備のバランスの良いグレード「G・4WDターボ」。
こちらをベースにカスタム&装備を整え、キャンプや登山のアプローチなどにフル活用したいです。

現在、価格などからハスラーの2WDと4WDモデルで迷っているなら、ウインタースポーツやアウトドアアクティビティを楽しむかどうかを考えてください。
もし、少しでも興味があるのなら、あらかじめ4WDモデルを選択することで、ハスラーが良い相棒になれるかどうかの分かれ道になるかもしれません。ここまで低価格で、燃費も良く、気兼ねなくアクティビティを楽しみ尽くせる車は少ないですよ。

 

最後に、ハスラーをお得に購入するにはダイハツ「キャスト アクティバ」やOEM販売の「フレア クロスオーバー(マツダ)」と競合させると良いでしょう。

また、記事を書いている2018年2月現在は、スズキが新型コンパクトカーSUV「クロスビー」の登場したばかりで、ハスラーが少し値引きされやすくなっているので、新車購入を考えるならチャンスと言えます。

あとは少しでも損をしないように、現在の愛車の査定を少しでも高くできるよう工夫して、お得に愛車を手に入れましょう。

それでは、あなたが最高の愛車と出会えることを願っています。

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