スノーボードやスキーなどウインタースポーツが大好きなあなた。
4WDのSUVがあれば週末の夜から首都圏からゲレンデまでの移動をクルマで移動したり、車内で寝袋に包まって仮眠をとってみたり、色々と夢が膨らみますよね。
しかし、3ナンバーサイズのSUVモデルで4WDの車両は価格も300万円以上。
排気量も大きいため税金も高く、メンテナンスの費用もかかります。
やっぱり諦めるしかないのかな?
もし、そう思っているのなら、諦めるのは早いです。
車体価格がリーズナブルな軽自動車にも、雪道に強い4WDのSUVがちゃんとあります。
今回はそんな雪道に強い軽自動車4WDをご紹介します。
【この記事には最新版もあります。】
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なぜ4WDは雪道に強い?
4WDとは「4(four)Wheel Drive」の略で、日本語では文字通り『四輪駆動』となり、4つのタイヤの全てが、路面に動力伝えることができるタイプの車です。
4WDのメリットは発進・加速時の安心感
2WD(2輪駆動)の車は、前輪か後輪のいずれか片側のみが路面に動力を伝えているため、駆動輪が「ぬかるみ」や「深雪」にはまってしまうと、簡単に動けなくなってしまいます。
また、舗装された道路でも急な坂道があるスキー場までのアプローチなどでは、早朝の路面がアイスバーンになっていることも多く、そんな坂道で停車してしまうとスタッドレスタイヤを履いていても2WDでは滑って発進できないこともあります。
4WDであれば4輪の全てが地面に動力を伝えることができるため、片側の駆動輪が動力をの伝えることができなくなっても、2輪駆動の車に比べて、ぬかるみから脱出したり、再発進することが容易になっています。
また、走行時にも駆動輪がスリップ(空転)しても他の車輪が地面を蹴っていることで、車の挙動が安定してくれるため、ドライバーの安心感が違います。
意外に危険な4WDの過信運転
4WDの車は全てのタイヤに動力が伝わっているため、スタッドレスタイヤを使用しているだけで、凍結路面でも非常に安定して加速していきます。
しかし、その安心感のためか、4WDは雪道で滑らないと考えてしまう方も多く、ついスピードを出しすぎてしまいがちになります。
確かに4WDは雪道での発進や加速の性能が優れています。
しかし、制動(減速や停止)の際にブレーキを作動させ、タイヤの回転を止めるという動きは他の駆動方式と変わりありません。
4WDによりタイヤの接地面積やグリップが向上するわけではないので、コーナーリングや減速時に予想以上にスピードが出ていると、他の駆動形式よりも大事故につながることも少なくありません。
最近は電子制御によりコントロール不能にならないよう、車が調整してくれることもありますが、単純に4WDであれば滑らないという訳ではないのです。
4WDは「スリップしない」システムではなく、あくまでも「発進や加速時の安定感やスタックして動けなくなりにくい」システムだと理解しておくことが大切です。
雪道でおすすめの4WD軽SUV
RV、クロカンブームの90年代と比べると、選べる車種は減ってしまいましたが、まだまだSUVモデルの軽自動車は健在です。
2017年でも新車購入が可能な軽SUVの4WDモデルを3台ご紹介します。
雪だけじゃない!悪路最強車 スズキ「ジムニー」
スズキ ジムニー 画像出典:http://www.suzuki.co.jp/car/
軽自動車で唯一、専用のラダーフレームに車軸式(3リンクリジッドアクスル式)サスペンションを装備しているジムニー。
他車種では真似できない車体の剛性と走行性能の高さを持っています。
また、路面状態に応じて、最適な駆動方式を選択することができるパートタイム4WD方式を採用。
全グレードに搭載されているターボエンジンとの相性もよく、国内の道であれば雪道だけでなく、あらゆる路面に対応できると言っても過言ではありません。
スズキ ジムニー 画像出典:http://www.suzuki.co.jp/car/
ジムニーはオフロードに適した機能として、スイッチ式で快適に行なえるドライブアクション4×4を搭載しています。
通常の舗装路を走行する際には2WD、圧雪道やフラットダートでは4WD、コブや急勾配の登坂には4WD-Lのように駆動形式を手動で切り替えることができ、他の車種では真似のできない走破性を発揮します。
ジムニーは雪道が得意というより、本格的なオフロード走行を視野に入れているため、雪道も走行も含まれると言った方が正しいでしょう。
現行のジムニーは1998年のフルモデルチェンジから20年近くなりますが、未だに現役のロングセラーモデルです。
非常に信頼性も高く、細い道でも入っていけるため、山岳部や積雪地域では郵便配達や林道の管理など、各地の法人業務でもよく使用されています。
もちろん、個人で楽しむ車としても釣りやキャンプなどの趣味と相性がよく、クロスカントリーなどのオフロードの競技にも使用されるため、社外パーツも数多く販売されており、自分仕様の愛車を作ることができます。
ジムニーのメリット
- 走行性能が格段に優れている
- 視界が良好
- 運転技術があれば、深雪や砂地などでも走行できる。
- ショートホイールベースで非常に小回りが利くので、狭い道でも安心して入ることができる。
- アフターパーツも多く、用途や好みにあった仕様に改造できる。
ジムニーのデメリット
- 設計が古いこともあり安全装備はABSとエアバッグのみ(シャーシは頑丈です)。
- オフロード走行を前提に考えているため、現行の軽自動車の中で最も燃費が悪い。
- ギア比が高速向きではないため、スピードを出すと車内にエンジンのノイズが入ってうるさい。
- 乗り心地が悪い
- 直進安定性が低いため、高速巡行は不向き。
- 2ドアで車内も狭いため、4人乗車は厳しい。
こんな方にオススメ
最新の車種に比べると燃費も悪く、自動ブレーキや横滑り防止などのハイテク安全装備もありません。
しかし、ランクルやジープなど大型のSUVと比較して軽量・コンパクトであること、車体購入や維持費が安いことなどメリットも多い車種です。
軽自動車だから「エコカー」という考えではなく、「アウトドア・アクティビティーを楽しむためのギア」として。
ウインタースポーツだけでなく、釣りやキャンプ、登山などアウトドアが好きな方であれば、河原や未舗装林道なども走破できることは大きなアドバンテージになることでしょう。
もし、あなたがそんなクルマを探しているなら、ジムニーは唯一無二の相棒になってくれるはずです。
スズキ ジムニー 主要スペック
駆動方式 パートタイム4WD
トランスミッション 4速AT
燃費 13.6km/L(実燃費 約10km/L)
全長 3,395mm
全幅(車幅) 1,475mm
全高(車高) 1,680mm
ホイールベース 2,250mm
トレッド:前 1,265mm
トレッド:後 1,275mm
乗車定員 4人
車両重量(車重) 990kg
エンジン 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ
排気量 658cc
エンジン最高出力 47kW(64PS)/6,500rpm
エンジン最大トルク 103N・m(10.5kg・m)/3,500rpm
燃料タンク容量 40L
燃料 無縁レギュラーガソリン
ステアリング ボール・ナット式
ブレーキ:前 ディスク
ブレーキ:後 リーディング・トレーリング
タイヤ 175/80R16 91Q
参考価格:約130万円〜
ジムニーは2018年7月にフルモデルチェンジされました。
新型ジムニーの雪道走行性能について気になる方はこちらの記事もおすすめです。
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車中泊にも対応できる遊べる軽 スズキ「ハスラー」
スズキ ハスラー 画像出典:http://www.suzuki.co.jp/car/
軽自動車の中でもトップクラスの人気を誇る「ハスラー」です。
「フレア クロスオーバー」という名称で、マツダからもOEM販売されています。
5代目のワゴンRと共通のプラットフォームを使用しており、ワゴンRの快適性にSUVの視界や走行性能を加えた車と考えても良いでしょう。
Sエネチャージを装備して、SUVタイプの車でありながら低燃費であるという点も魅力です。
シートアレンジによるフルフラット化も可能ですので、一人なら車内に荷物を積んだまま車中泊や仮眠を取ることもできます。
X・Xターボのグレードには最新の安全装備となる衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載。
メーカーオプションではカーナビ連動の全方位モニターも装備可能で、まさに至れり尽くせりの1台と言えます。
購入時にはノーマルのエコタイヤによる乗り心地の悪さはありますが、雪道の走行を考えているのなら、冬場はスタッドレスタイヤに変更するのは鉄則です。
タイヤの変更により乗り心地も幾分は改善され、雪道の走行も楽しくなること間違い無しです。
前列から荷室までフラットにできる多彩なシートアレンジ
助手席とリヤシートの背もたれを倒せば荷室までほぼフラットに。長い荷物も収納できます。
スズキ ハスラー 画像出典:http://www.suzuki.co.jp/car/
ハスラーのシートアレンジは全てのシートを格納して、全面をフラット化する機能を持っています。
この機能を活用することで、1名であればボードやスキーなどを全て積載した状態でも、車内で足を伸ばして仮眠を取るスペースを確保することができます。
オプションのルーフキャリアなどで荷物を車外に積んでいる場合なら、2名まで仮眠を取ることも可能です。
下り坂も安心の「ヒルディセントコントロール」
「ヒルディセントコントロール」は下り坂を走行する際、ドライバーがブレーキ操作なしでも一定速度(約7km/h)で降坂できるよう車がサポートしてくれるシステムです。
坂道を下る際にドライバーはステアリングの操作のみに集中することができ、圧雪・凍結路面の下り坂を走行する際などに非常に便利です。
この機能はハスラーの「Aグレード」を除く、4WDのCVT車に採用されています。
雪道などの発進をサポートするグリップコントロール
「グリップコントロール」は雪道やぬかるみなどの滑りやすい路面で、片輪が空転した場合、駆動力が空転している車輪に逃げて発進できなくなることを防ぐ機能です。
グリップコントロールスイッチをONにすると、スリップが発生した車輪のブレーキ制御を早め、グリップ側の車輪に駆動力を集中させることで発進をサポートします。
雪道では圧雪アイスバーンなどで、路面に凹凸がある場合などに活躍します。
この機能はハスラーの「Aグレード」を除く、4WDのCVT車に採用されています。
ハスラーのメリット
- ワゴンR譲りの室内の広さと快適性を持った軽SUV。
- 視界が良好。
- 車内の収納も多く使い易い。
- カラーバリエーションも豊富でいろいろ選べる。
- 軽自動車で小回りが利くので、狭い道でも安心して入ることができる。
- ジムニーに比べて直進安定性や静粛性に優れているため、長距離の巡行も楽。
- フルフラットのシートアレンジが可能で、多少狭いながらも車中泊に対応できる。
- SUVなのに燃費が良い
ハスラーのデメリット
- ジムニーのような本格オフロードには対応しない。
- 人気車種なので、同じ車をたくさん見かける。
- 珍しいタイヤサイズなので、スタッドレスタイヤの選択肢が少なく割高になる。
こんな方にオススメ
老若男女問わずに人気の「ハスラー」。
ジムニーのような本気のオフロードは走らないという方でも気負うことはありません。
また、豊富なオプションで普段使いからアウトドアまで、幅広いニーズに対応しています。
特にレジャー向けの純正オプション、タープキットと車中泊マット※はオススメ。
これがあれば、スキー場での仮眠や着替えでもストレスフリーです。
ハスラーをお得に購入するにはダイハツ「キャスト アクティバ」やOEM販売の「フレア クロスオーバー(マツダ)」と競合させると良いでしょう。
※注意:エンジンをかけたまま仮眠中に雪でマフラーを塞がれてしまうと、車内に排気ガスが充満し、一酸化炭素中毒で死亡することもあります。冬用の寝袋など防寒対策を万全に行い、他者に迷惑をかけないよう自己責任で行ってください。
スズキ ハスラー 主要スペック
全長x全幅x全高 3395×1475×1665mm
ホイールベース 2425mm
トレッド幅 フロント/リア共通 1290mm
最小半径 4.6m
定員 4名
重量 790kg *1
エンジン R06A
直列3気筒DOHC12バルブVVT
総排気量 658cc
最高出力 38kW(52ps)/6500回転
最大トルク 63.0Nm(6.4kg.m)/4000回転
燃費 30.4km/L(実燃費 約20km/L)
燃料供給装置 電子燃料噴射式
駆動方式 フルタイム4WD
トランスミッション CVT
燃料 無鉛レギュラーガソリン
タンク容量 27L
モーター形式 WA04A
モーター種類 直流同期電動機
モーター最大出力 16kW(2.2ps)/1000回転
モーター最大トルク 40Nm(4.1kg.m)/100回転
バッテリー リチウムイオンバッテリー
トランスミッション インパネシフトCVT
ブレーキ フロント/リア ディスク/ドラム
サスペンションフロント/リア ストラット式/I.T.L式コイルスプリング
純正タイヤサイズ 165/60R15 77H
参考価格(4WD仕様):約130万円〜
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ダイハツ キャスト アクティバ
ダイハツ キャスト アクティバ 画像出典:https://www.daihatsu.co.jp
キャスト アクティバはハスラーより1年遅れで登場した「キャスト」のSUVバージョン。
同じ軽ハイトワゴンのプラットホームがベースながら、しっかりとSUVとしてのデザインを前面に出したハスラーに対し、キャストの1バリエーションとしてのスタイリッシュな外観が特徴です。
SUVブームに乗って、ダイハツがライバルであるスズキの「ハスラー」のシェアをどれだけ削ることができるか、よく研究して出してきたモデルと言えるでしょう。
ハスラーに装備された雪道走行に有効な機能でもある「ヒルディセントコントロール」と「グリップコントロール」も「ダウンヒルアシストコントロール」「グリップサポート制御」という名称で、ほぼ同じ機能を採用しています。
クラスを超えたインテリアの質感
ダイハツ キャスト アクティバ 画像出典:https://www.daihatsu.co.jp
「キャスト アクティバ」は軽自動車の中でも、特にインテリアの質感が良く仕上がっています。
メーカーオプションの選択でインパネガーニッシュをボディカラー対応色に変更し、ドアトリム表皮もレザー調にすることもできます。
下手をすると廉価版のヴィッツやパッソよりも高級感があるくらいです。
残念なのはシートアレンジで、ハスラーのように全体をフラットにすることはできません。
とはいえ、他車種より舗装路での乗り心地もよく、アウトドアレジャーのギアとしてではなく、フィールドまでドライブを楽しむには良い車だと言えます。
DAC(ダウンヒルアシストコントロール)制御
「ヒルディセントコントロール」のダイハツ版とも言える機能で、ダウンヒルアシストコントロールはDACシステムをONにすると、雪道や急勾配などでドライバーがブレーキ操作をしなくても、自動ブレーキをかけることで車速(前進時:約4~15km/h、後退時:約4km/h)を維持してゆっくりと坂道を下ってくれる機能です。
フットブレーキの使用によるタイヤのロックを防ぎ、安定した降坂を実現します。
グリップサポート制御
片側の車輪がスリップするようなぬかるみなど、凍結路、凹凸の多い路面でのタイヤの空転した時に作動します。
空転した車輪に制動力を、もう片輪に駆動力を伝えてタイヤのスリップを制御し、グリップ状態をキープすることで、発進・加速をサポートします。
こちらはハスラーの「グリップコントロール」のダイハツ版と言えるでしょう。
キャスト アクティバのメリット
- インテリア、エクステリアともにスタイリッシュなデザイン。
- 軽自動車で小回りが利くので、狭い道でも安心して入ることができる。
- 燃費が良い。
- ハスラーよりもインテリアの質感が良い。
- シートの出来も悪くないので、3台の中でより一番ドライブを楽しめる。
キャスト アクティバのデメリット
- 完全なフルフラットシートアレンジに対応していないため、足を伸ばして座ることはできるが、未改造で仮眠などは難しい。
- ハスラーと同様に珍しいタイヤサイズなので、スタッドレスタイヤの選択肢が少なく割高になる。
こんな方にオススメ
紹介する軽4WD車の中で最もシティユースなデザインで、普段の足としても良い仕上がりです。
ハスラーのように街のどこにでも見かける車には乗りたくない。そんな個性派の方にもオススメの1台。
とはいえ、なんだかどこかで見かけたようなデザインなのはご愛嬌。
圧雪道の走行性能はハスラーとほぼ同じですが、シートアレンジ後の車内の広さはハスラーに1歩譲ります。
しかし、シート自体の出来やインテリアの質感は良いので、ドライブ好きな方には他の2台よりも楽しめるようになっています。
アウトドアがメインならハスラーやジムニーがオススメですが、雪国の足としては十分な性能を持つキャスト アクティバ。
あなたの使用目的が雪道を含んだドライブなら、他の2台と比較しても満足出来る選択になるはずです。
キャスト アクティバ 主要スペック
販売期間:アクティバ:2015年9月 -
乗車定員:4人
ボディタイプ:5ドア軽トールワゴンクロスオーバーSUV
エンジン:KF-VE型 658cc 直3 DOHC DVVT
燃費 26.8km/L(実燃費 約18km/L)
駆動方式:4WD
変速機:CVT
サスペンション:
前:マクファーソンストラット式
後:3リンク式(4WD)
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,630mm(ACTIVA)
ホイールベース:2,455mm
車両重量:890kg
参考価格(4WD仕様):約135万円〜
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三菱 パジェロミニ
惜しまれつつも絶版となってしまいましたが、ジムニーと人気を分けた軽SUVの草分け的な存在です。
低年式車は比較的安く購入できるため、雪国での人気は高めで、現在でも現役で活躍する姿を見ることができます。
ダイハツ テリオスキッド
こちらも絶版となってしまいましたが、フルタイム4WDの軽SUVの中で、シティーユースの方にも人気があったダイハツテリオスキッド。
当時のSUVとしては珍しく5ドアを採用し、普段使いにも優れた機能性を発揮します。
スイッチ式のセンターデフロック機能を備えた4WDシステムで、見た目以上に本格的なオフロードにも対応することができました。
私も3年間ほど所有していたことがあり、北海道の林道ツーリングなどに駆り出したのは良い思い出です。
ミラーヒーターも装備しており、厳冬期のミラー凍結による視界不良を防ぐこともできます。
室内の広さはキャストアクティバと同程度ですが、リアシートの背もたれをボルト2本で外すことができるため、一時的に片側に寄せておけば車中泊も可能です。
まとめ
いかがでしたか?
一般的なユーザーで、ウインタースポーツだけでなく、キャンプなどの一般的なアウトドアでの使用が多いユーザーなら、車中泊も可能でオプションも豊富な「ハスラー」が1番のオススメです。
しかし、ドライブの楽しみを重視する方には1度、「キャスト アクティバ」も試乗してみることをオススメします。
なお、目的がウインタースポーツだけではなく、渓流釣りや林道探検。
登山道でのアプローチなど、アクティブにオフロード走行を楽しむなら、「ジムニー」で間違いないでしょう。
リセール バリューも非常に高く、手放す時も後悔はしないはずです。
3台とも車両価格が130万円前後からと拮抗していますが、記事中の価格は最低限の構成になっているため、購入する際に欲しいオプションや機能を追加すると、思っていたよりも高額になることもあります。
そんなときはうまく値引き交渉をしたり、現在の愛車の査定を少しでも高くできるように工夫していきましょう。
それでは、あなたが最高の愛車と出会えることを願っています。
2018年版のおすすめ軽SUVについてはこちら
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